茶舗ふりゅう　地方番茶セット

煎茶よりも古くから庶民の間で飲まれてきた番茶。地方独自のお茶文化を味わえるお茶セットです。

＜バタバタ茶＞
富山県旭町蛭谷の暮らしに根付いた、古くから飲まれている伝統茶。真夏の一番暑い時期に約一ヶ月かけて発酵させて作られます。後発酵茶の黒茶に分類され、中国のプーアル茶に似た味わい。地元では茶碗に注ぎ、専用の茶筅で泡立てて飲まれています。１リットル程の沸かした湯に手掴み１杯(10g程)の茶葉を入れ、中火で１０分以上煮だしてお楽しみください。地元旭町では一日中沸かしていることも。

＜土佐番茶＞
高知市内を中心に飲まれている番茶。炒った岸豆も入っており、香ばしさがあるのが特徴です。焼き魚との相性も良く、お茶漬け用のお茶としても合います。沸き立つ熱湯の中に一握りの茶葉を入れ、１０秒ほど沸き立たせすぐに火を止め、少し蒸らしてからお楽しみください。（急須の場合は熱湯を注ぎ、３０秒〜６０秒ほど）葉の量はお好みで調整してください。

＜阿波番茶＞
徳島県に昔から伝わる貴重な阿波の定番茶。上勝町に自生するたくましい茶樹から年に一度だけ枝ごとしごき摘み取り、桶に漬込み、乳酸菌発酵させます。農薬を一切使わず手間暇かけて作られています。急須に一握りの茶葉を入れ、沸騰させたお湯を注ぎ、２分程蒸らしてお楽しみください。数分間おいても美味しくお召し上がり頂けます。煮出す場合は１リットルの湯に２〜３gの茶葉を入れ、３分ほど煮出し、冷たくしてお楽しみください。