割れた器の魅力が増す「金継ぎ」で器をたのしむ

金継ぎは日本の伝統技法です。「天然の接着剤」ともいわれる漆を使い、割れた器をつなぎ合わせ、金や銀の金属粉で装飾をします。器には修復跡が模様として現れます。元の見た目どおりに戻すのではなく、新たなデザインを身にまとった器へと変化させながら修復していくのです。

金継ぎには、いくつもの工程があり、新しいものを買い替えた方が手っ取り早いかもしれません。でも、思い出がたくさん詰まった器は、替えが効くものではありません。記念に買った器、プレゼントしてもらった器、長年 愛用してきた器など、それぞれの想いが金継ぎをすることによって続いていくだけなく、その修復跡に刻まれていくのです。


CASICA には、作家さんの作品やアンティークの器で、1点ものも数多くあります。使ってい ただいている間に、欠けたり、割れたり、ひびが入ったりしても、代わりになるものがありません。 好きなだけ使 って、傷がついても金継ぎをして、自分だけの器に仕立てていく。そんな器の楽しみ方も素敵ですよね。
CASICA では、2023年8月より『金継ぎサービス』受付を開始。相談だけでも承りますので、ぜひご活用ください。
また、『金継ぎ教室』も受け付け開始いたしました。ご自身で金継ぎをしてみたい方は、ぜひご参加ください。