菊地流架

エッチングと呼ばれる、金属板の腐食作用を利用した技法を用いて表現されたプレート。裏面に吊り金具が付属しており、壁に掛けることができます。

カトラリーを手がける前は、個人でアクセサリーづくりをしていたのですが、エッチングはその頃に頻繁に用いていた技法です。そのため、菊地流架個人として展覧会をするときは、原点回帰の意味も込めて、現在の感覚でもう一度エッチングにトライしたいと思っていました。じっくりと真鍮の板と向き合い、モチーフが空間や周囲の景色と自然に調和することをイメージしながら描いています。オブジェとして壁に掛けたり、トレイとして食事を運ぶときに使ったり、料理や直接盛り付けたりと、使い方は自由。大きさも絵柄も一点ずつ異なりますので、ご自身の感覚にぴったり合うものをお選びください。