GALLERY「OJIRO KAKUMONO TEN EXHIBITION」開催のご案内 -終了しました

真竹の生産量が日本一である大分県で、
小代正さん美穂さんが手がける<おじろ角物店>。

おじろ角物店のかごは小代さんご夫婦と3名のスタッフの方の手によって
ひとつひとつ手作業で生み出されています。

角物と呼ばれる四角形の竹籠は、
火曲げという特殊技法で、1本1本竹を曲げ水につけて戻らないようにしたものを
胴、蓋、手とそれぞれ別々に組みあげ作られていきます。

今では作ることのできる職人さんも少なくなってしまったその技術を
小代さんは角物師である寒竹唯善氏から受け継ぎました。

ずっとお会いしたかったお二人を訪ねる大分への旅は今から2年前のこと。

日常生活を心から愛し、楽しんでいらっしゃるお二人の手から生まれるものは
素晴らしい感覚やセンスが注入され、まっすぐで実用的で主張しすぎず、
私たちの毎日にすっとなじんでくれる愛おしいものばかりです。

この度、CASICAギャラリーにておじろ角物店の美しい作品たちを
ご紹介できることとなりました。
定番の角物から1点ものの作品までぜひお手にとってご覧いただけたらと思います。

現在ショップの営業に関しまして入店時の検温、手指の消毒、入場規制にご協力いただきながら再開しておりますが、今回の個展に関しましても、会場となるギャラリーへは入場規制を行いながら、お待ちいただく時間がございますこと何卒ご了承いただき、ご協力いただけますようお願い申し上げます。