ギャラリー「Ayato Watanabe Exhibition」-終了しました-

365日、花に触れない日はない…

というと語弊があるかもしれないが、今の私を構築しているものの中で『花』という要素は必要 不可欠であり生涯を通してそうであれたらと思う。

私が育った環境は大自然の中というわけでもないし、花に意識が向いたのは20代半ばで決して早いとは言えない。

では何故… 単純に『花』にはパワーがあった…

土を握り、水に手を浸し、葉を撫で、花の匂いを嗅ぐ そういった行為が日々の生活の中でマイナスに偏った様々なものを中和してくれるだけのパワーがあった。

そしてそれが私の中の様々な要素と結びつき景色を一変させた。

その感動を忘れることはないし、一方的かもしれないが伝えていきたいと思う。

過去に行った展示も本展も内容は違えどその部分は変わらないし、それが『私』であり『私のスタイル』だ。

なので本展の作品をご覧頂き何かを汲み取って頂く必要はないし『好き』か『嫌い』かの判断でかまわない。本来キャプションなども必要がないのかもしれない。

唯、それがあなたの中の『何かしらの要素』と『花』が結びつくきっかけになれば十分だ。

Ayato Watanabe