布×布展 男性の手によるラフィアの平織りに女性が細かい刺繍を施し、 その刺繍部分を短く切るランバットという技法で幾何学模様を描き出す草ビロード。 かつて、もろみを入れ酒や醤油を絞るために使われていた布。 繕いの糸の跡までが深い味わいとなった酒袋、醤油袋。 それぞれ別々の時代や場所に存在し、暮らしの中で生まれてきた手仕事の布たち。 出会うことのなかったそれぞれの布の美しき共演をぜひ味わっていただけたらと思います。