LIGHT YEARS EXHIBITION VOL.8
『光年』
夜空を見上げた時、そこにある星の光は何万年あるいは何億年も前のもの。
そして多くの場合、その星は今、その場所にとどまっていないという。
時間の大小はあるとしても、それは展示会と似ているような気がするのです。
1年前に砂漠でお願いした、オアシスの椰子の根元の土で作られた陶器。
インドの人間国宝が作るジャムダニストール。
久しぶりに復活する手織りパイルのブランケット。
など、ここ1年をかけて届く光。
かつて勇者の証として狩られたライオンの牙。
美の為ではなく、いかに村人を驚かすかを目的として作られたマスク。
まるで中世の楽譜のようなコーラン。
など、数十年~数百年かけて届く光。
それらをご覧いただくとともに、これからの光のこともお話しできればと思います。
どうぞお出掛けください。